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2021年1月11日 / ブログ ペンギンが北極にいない理由

ペンギンが北極にいない理由

ペンギンは、南極の氷の上など寒い場所で暮らしています。
しかし、同じ寒い地域でも、北極など北半球のエリアにペンギンは生息していません。
なぜ、ほとんどのペンギンは南極周辺にしか生息していないのでしょうか?

ペンギン発祥の地は、ニュージーランド周辺の海辺でした。鳥類なのに空を飛ぶ翼が発達しなかったペンギンは、泳ぐ力を進化させて、水中を移動することで餌を得るようになっていきました。
ペンギンの餌となるのは動物性のプランクトンで、それが豊富にいるのは寒流と呼ばれる冷たい海の中です。
そのため、ペンギンたちは寒流が流れる海域周辺に集まって暮らすようになりました。そのため、海水温度が低い南極の周辺では、たくさんのペンギンが生活しているのです。
ペンギンは寒い地域でしか生きられないわけではないのですが、温かい海はペンギンが食べる餌が少なく、ペンギンは赤道を越えて北半球まで泳ぎ着くことができなかったのです。それが、北極にペンギンがいない大きな理由となっています。
仮に、北極にペンギンを連れて行って放したとしても、ホッキョクグマなど巨大な外敵が多いため、安全に繁殖できずに絶滅するだろうと考えられています。

反対に、ペンギンより強い肉食動物はほとんどいない南極は、安心して繁殖活動ができるペンギンにとって暮らしやすい環境となっているのです。
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