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2021年1月14日 / ブログ 頭に毛のない鳥たち その②ハゲワシ

頭に毛のない鳥たち その②ハゲワシ

頭に毛のない鳥といえば、その名の通りハゲワシを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ハゲワシもタンチョウヅルと同じく、頭に毛のない鳥ですが、こちらはきちんと剥げている理由が分かっている鳥です。

ハゲワシは、タカの仲間である大きな猛禽類です。
生きた獲物をハントするというよりは、他の肉食獣の食べ残した死肉を漁って食べるという、ハイエナのような特徴を持った鳥です。
ハゲワシは動物の死骸に頭を突っ込んで食事をします。そのため、死骸から発生するバイ菌や寄生虫などが体に付着しやすくなります。鳥の羽毛の隙間は、そういった細菌や微生物にはとても居心地の良い場所なので、爆発的に繁殖して宿主のハゲワシが病気になりやすくなったり、菌をばら撒いて感染症の感染源となってしまう危険も伴います。
それを避けるために、あえて頭に毛を生やさないように進化したのだと考えられています。
かつ、日光が地肌に直接当たるので、体に付着したバイ菌を殺菌しやすいという効果もあるのだそうです。

体毛は生物の体を外部から守るために大切ですが、生えていることで健康を害するというケースもあるのです。
生きていくために、あえて剥げる道を選ぶことも、一つの選択なのでしょう。
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