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2020年10月12日 / ブログ 鳥は毒のある実を食べても死なない

鳥は毒のある実を食べても死なない

野山や町中に生えている草木の実は、野生動物たちの重要な食糧源です。
しかし中には、有毒成分が含まれた果実もたくさん存在します。
多くの動物たちは、それを匂いなどで見分けて食べないようにしていますが、そんなことはお構いなしに、どんな実でも食べてしまう動物がいます。
それが、鳥です。鳥は、毒のある実を食べても死ぬことがないのです。

毒を持つ果実の多くは、その果汁の中に有毒成分を分泌しています。そのため、実を噛み潰して食べたり、果汁を吸って飲む動物にとっては毒になりますが、鳥は口に収まる果実を丸飲みにしてしまうため、その毒の影響を受けることがないのです。
しかも、消化される前に糞と一緒に排泄してしまうため、体内で毒にやられることもありません。

毒を持つ果実が存在するのは、植物が効率よく子孫を残すために、鳥に種を運んでもらえるように進化した結果だという説もあります。
それを食べることで、鳥がちゃんと栄養を摂れているのかは分かりませんが、植物としては無傷のままで種子を遠くに運んでもらえるのだから、有難い話です。
このように、自然界では不思議な共存関係が成り立っている部分もあるのですね。
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