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2020年11月26日 / ブログ 「猫の多発性嚢胞腎とはどんな病気?」

「猫の多発性嚢胞腎とはどんな病気?」

 

猫ちゃんの遺伝性の病気の1つに多発性嚢胞腎(のうほうじん)と呼ばれるものがあります。

この多発性嚢胞腎はペルシャ猫およびペルシャと血縁関係にある猫に多く見つかると言われてきましたが、スコティッシュホールドやアメリカンショートヘアーなどの猫種でも見つかることがあります。

おおよそ1000頭に1頭の割合で猫ちゃんに多発性嚢胞腎が発生すると考えられます。

 

この遺伝子の異常を持った猫ちゃんは、左右の腎臓に嚢胞と呼ばれる液体を中に入れた袋がだんだんとできていきます。

嚢胞の数が増え、それぞれの袋が大きくなるにつれて腎臓の働きを邪魔します。

そのため、病気の進行とともに腎機能が低下し、腎不全を引き起こします。

 

もともと健康な猫ちゃんであっても多くの子がシニアになると腎不全(=慢性腎臓病)を発症します。

しかし、多発性嚢胞腎と診断された猫ちゃんはシニア期に入るよりも早く腎不全となるため、残念ながら短命であることがほとんどです。

 

実は人でも同じ病気が見つかっており、難病指定されている腎臓の病気です。

猫ちゃんの場合、まだ効果的な治療法が見つかっておらず、この病気が見つかった子を繁殖に用いないことが勧められています。

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