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2020年6月21日 / ブログ 世界最古のイエネコはエジプト発祥

世界最古のイエネコはエジプト発祥

野生ではない、人間によって飼育されている猫をイエネコと言います。
イエネコの起源はたいへん古く、古代エジプトにまで溯ります。
エジプトの遺跡から出てくる壁画や埋葬品の中には、人間の体に猫の頭を持つ神様が描かれていることがあります。これは、「バステト」という愛と美の女神です。
猫は、愛と豊穣を司る女神として古代エジプトで信仰の対象になっていたそうです。

古代エジプトと言えば、パンやワイン造りが盛んだったことが知られていて、既に小麦などの農作物の栽培も盛んに行われていました。砂漠ですから作物は育ち辛く、とても貴重だったことが想像できます。
そんな貴重な穀物や稲などを、ネズミの被害から守ってくれる猫の存在を、古代エジプトの人々はたいへん貴重がり、可愛がってきたのでしょう。

古代エジプト人のお墓からは、人間だけでなく、猫のミイラも大量に発掘されています。ミイラとは、死んだ者の魂が再び蘇った時に使用する「容れ物」として保存されているものだと言われています。
つまり、死んで蘇った後でも、可愛がってきた猫と一緒に暮らしたいという飼い主の願いが反映されているのでしょう。
それは近年日本でもある、飼っていた猫と一緒にお墓に入りたいという考え方に通じるものがあるかもしれません。
猫とは、人間にとってそれだけ大切で、特別な存在なのですね。
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