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2020年9月26日 / ブログ 卵を産む哺乳類がいる!?

卵を産む哺乳類がいる!?

人間を含め、地球上に生息する哺乳類は基本的に胎生で、母親がお腹の中で赤ちゃんを育てて産みます。
しかし、中には哺乳類なのに卵を産むという、不思議な生態を持った動物も存在しています。

①哺乳類は元々卵生だった?
哺乳類の先祖が誕生したのは、何億年も昔、恐竜が天下を取っていた時代にまで溯ります。
その頃の哺乳類は、現代とは全く異なる生態を持っていて、ネズミのような姿をしていましたが、卵を産んで子孫を増やしていました。そのため、「哺乳類型爬虫類」と呼ばれています。
哺乳類型爬虫類は、恐竜が絶滅した後も根強く生き残り、徐々に進化を繰り返していきました。
現代の哺乳類との分岐点にいるとされている、トリナクソドンどいうミーアキャットに似た生物が発見されています。このトリナクソドンは、爬虫類と哺乳類両方の特徴が見られる貴重な生物で、同じ系統の種から胎生のものが現れたという研究結果も出ています。
つまり哺乳類は元々卵から産まれていた、と考えられるのです。

②卵を産む哺乳類
現在、卵を産むことが知られている哺乳類は、カモノハシとハリモグラの系統の5種類のみとされています。
どちらもオーストラリアに広く分布する動物で、隔離された環境で独特な進化を遂げた結果、卵生のままの哺乳類になったと考えられています。

生物の進化の経緯を遡って知っていくと、卵を産む哺乳類がいるのも不思議ではいのです。
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