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2021年1月25日 / ブログ 犬が人間に甘えるのはある遺伝子が原因

犬が人間に甘えるのはある遺伝子が原因

 

スウェーデンのリンショーピング大学の研究チームが「犬が人間に社交的であり、人間とくっつきたがるのは、犬にある5つの遺伝子が原因」だということを明らかにしました。

研究は、スウェーデン南部にある研究センターで育てられた190匹のビーグル犬を対象とし、実験おこなわれました。

犬たちの前に小さなコンテナを3つ用意し、コンテナのなかにエサを入れ、ガラス製のスライド式のドアで仕切ります。犬たちにあたえられた課題は、スライド式のドアを開け、エサを食べること。しかし3つのうち1つのコンテナだけカギをかけて開けられないようにしました。

すると、ほとんどの犬は、近くにいた人間を見つめたり、体にふれたりしながら助けを求めます。

 

研究者たちは、人間に助けを求めた犬と、その傾向が少なかった犬のゲノムを分析しました。

結果、人間に助けを求める傾向が多かった犬には、5つの遺伝子が発見されました。「SEZ6L」や「ARVCF」と呼ばれる遺伝子などです。

さらに5つのうち4つが、人間の社会的行動障害と関わりがあるとわかった遺伝子でした。(社会的行動障害とは、行動や言動、感情を状況に合わせてコントロールできなくなる障害です。)

研究チームは、犬たちの遺伝子を通して、人間の社会的行動障害のメカニズムの解明に役立つのではないかと期待しています。

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