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2021年2月9日 / ブログ 「犬猫の血液型と輸血について」

「犬猫の血液型と輸血について」

 

身体のどこかに出血があったり、血液細胞が壊れてしまうような状態では、ワンちゃん・猫ちゃんでも、その命を助けるために輸血を必要とすることがあります。

しかし、ワンちゃん・猫ちゃんにも血液型があるため、血が足りないからといってむやみやたらに輸血をしても逆効果となります。

 

ワンちゃんの血液型として一般的なのは「DEA1.1」と呼ばれるものです。

これには陽性(+)と陰性(ー)があります。

通常は、血液型が一致したワンちゃん同士で輸血を行います。

 

もしDEA1.1(+)の血液を、DEA1.1(ー)のワンちゃんに輸血すると、体内に入ると同時に血液が壊されてしまい、命に関わる可能性があります。

その逆のパターンでは問題ないのですが、DEA1.1(ー)のワンちゃんは数が少なく珍しいことがドナーとしての難点です。

 

猫ちゃんの血液型は「AB式」で、人のようにA型・B型・AB型が存在します。

ワンちゃんとは違い、猫ちゃんでは血液型が異なるとどの組み合わせでも危険な状態に陥る可能性があります。

また、B型やAB型の猫ちゃんは数が少ないため、ドナーを探すのが困難です。

 

このようにワンちゃん・猫ちゃんにも血液型があり、輸血を必要としてもどのドナーから輸血できるわけではありません。

さらに人と異なり、献血センターのような大規模な血液保存・輸送システムがないため、動物病院ごとでドナーを探さなければならないのです。

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