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2021年3月15日 / ブログ タラバガニはカニではない!?

タラバガニはカニではない!?

寒くなってくると食べたくなるカニ鍋。特に大きくて身の多いタラバガニは市場でも人気の海産物です。
鱈の漁場(鱈場)に多く生息していることからタラバガニと名付けられ、「カニの王様」として昔から親しまれていますが、その名前に反して、タラバガニはカニではないことをご存知でしょうか?

実はタラバガニは、ヤドカリの仲間に分類されています。その根拠として、カニは基本的に足が左右合わせて8本あるのが通常ですが、タラバガニには6本しかないのです。また、タラバガニは他のカニと違って、横歩きだけではなく前に向かって歩くこともできます。この足の関節部分の構造が、ヤドカリととてもよく似ています。
ヤドカリもまた、6本の足を持つ生き物ですし、まっすぐ前に向かって歩きます。そのため、タラバガニはヤドカリと同じ仲間として考えられています。分類も、ヤドカリ下目タラバガニ科という品種に分類されています。

タラバガニは本物のカニよりも美味しいと言われるくらい、日本人の舌に合う食材です。きっと多くの人はカニだと思って食べているのでしょうが、正体がヤドカリだと分かっても、たぶんこの先も同様に食べられ続けるのだと思います。
でも、ヤドカリを食べようという人はほとんどいません。同じ仲間なのにこの扱いの差は何なのだろうかと、不思議に思うこともあります。
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