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2021年3月5日 / ブログ コアラが良く眠る意外な理由とは

コアラが良く眠る意外な理由とは

動物園の人気者であるコアラ。
コアラはオーストラリアの固有種である有袋類で、カンガルーと同じく、お腹の袋で子供を育てます。お母さんの背中にしがみついている小さなコアラを見かけると、微笑ましくなりますね。
コアラは、あまり激しく動き回る動物ではなく、ユーカリの木にしがみついて眠っていることが多いのですが、コアラが良く眠るのは、単純に眠いというわけではなく、何とも切実な理由があるのです。

コアラは一日22時間眠るとされています。つまり、一日のほぼ全てを睡眠時間に充てているということになります。
その理由は、いつも食べている餌のユーカリにあります。
ユーカリの葉は、オーストラリアの厳しい自然に適応したり、他の虫などに食べられないように、タンニンや青酸など、生物にとって毒性のある成分を分泌しています。コアラはそれを食べて、体内で消化すると共に解毒を行い、栄養を得ています。しかし、ユーカリの葉に含まれる栄養では活発に動くには全然足りず、かつ葉の解毒にもエネルギーが必要となるため、コアラは代謝を抑えるために、一日のほとんどを眠って過ごしているのです。

コアラはユーカリ以外の植物も食べるのですが、偏食がすごいため、ユーカリ以外の食べ物はなかなか受け付けません。なので、いくら代謝の効率が悪くても、今の生活サイクルを変えることは難しいようです。
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