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2021年4月26日 / ブログ ティラノサウルスは吠えられなかった!?

ティラノサウルスは吠えられなかった!?


歴史上最大の爬虫類というと、恐竜です。
はるか昔に絶滅してしまったために、発掘される化石からしか情報を得られることができない恐竜たち。これまでにも、化石の骨格から生前の様々な姿が想像として描かれてきました。

特に有名なものは映画「ジュラシックパーク」に登場するティラノサウルスの姿ではないでしょうか。赤茶色っぽいトカゲのような皮膚や、二本足で大きな体を支えて勢いよく走り回り、大きな声をあげて吠えかかり、あらゆる生き物に牙を剥く。そんな恐ろしくもカッコいいイメージに憧れる人もたくさんいると思います。
しかし、最新の化石研究では、ティラノサウルスの容姿や特徴は、大きく変化しつつあるのです。

中でも非常に衝撃的なものが、ティラノサウルスは吠えることができなかったのではないかという説です。ティラノサウルスの化石を詳細に調べると、動物が鳴き声を発するために欠かせない声帯が、喉の部分に存在しないことが分かってきました。そのため、ティラノサウルスが大きな声をあげて敵を威嚇するようなことは、できなかったみたいです。
他にも、体の大きさやバランス感覚を考慮すると、素早く走り回ることもできなかったのではないかと言われています。また、体には鳥のような羽毛が生えていたという説など、従来のイメージとはかけ離れたティラノサウルスの特徴が、続々と発見されています。

イメージが壊れるのが残念に思える反面、そういった研究の変化を受け入れることも、古代のロマンの楽しみ方かもしれませんね。
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