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2021年5月13日 / ブログ 「うんちと一緒に“粘膜”が出てきた?これって正しい表現?」

「うんちと一緒に粘膜が出てきた?これって正しい表現?」

 

ワンちゃん・猫ちゃんと生活していると、いつもより柔らかいうんちをしてしまうことがあるかと思います。

その際に、うんちにまとわり付くように透明なドロッとした液体が一緒に排出されるのを見た経験はありませんか?

 

動物病院に来院される飼い主さんの中には、この透明な液体を粘膜と表現される方が少なくありません。

しかし、それは正確には腸の粘膜ではありませんので注意しましょう。

 

実は、この柔らかいうんち(軟便 or 下痢便)と一緒に排出された透明な液体は粘液です。

粘液がうんちと一緒に見つかる場合、大腸に炎症が起きていることが多いと考えられます。

もともと大腸の粘膜からは粘液が分泌されているのですが、通常お尻から出ることはありません。

 

しかし、大腸炎の時にはこの粘液が過剰に分泌され、さらに消化管内を通過する食べ物などから水分を十分に吸収することができなくなってしまいます。

そのため、うんちが柔らかくなると同時に、この粘液がお尻から出ることがあるのです。

若いワンちゃん・猫ちゃんでも見られる可能性がある現象なので、飼い主の皆さんよく覚えておいて下さい。

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