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2021年9月12日 / ブログ 「犬猫でも心臓発作は起こるのか?」

「犬猫でも心臓発作は起こるのか?」

 

目まぐるしく医学が発達する現代においても、多くの人の命を奪っているのが心臓発作です。

心臓自体に血液や酸素、栄養を送っている冠状動脈(かんじょうどうみゃく)という血管が、なんらかの閉塞物によって詰まってしまうことで心臓の筋肉が死んでしまい(=心筋梗塞)、心臓発作を起こします。

 

ところで、先日、人以外の動物では心臓発作になりにくいという記事を目にしました。

ワンちゃん・猫ちゃんたちの死因を挙げてみても、心臓発作は上位には来ません。

むしろ、人のように冠状動脈が詰まり、心筋梗塞を突然起こして亡くなってしまうというワンちゃん・猫ちゃんは珍しいと考えられます。

それはなぜでしょうか?

 

理由の一つとしては、人では生活習慣病の影響で動脈硬化症を生じやすいことが挙げられます。

ワンちゃん・猫ちゃんでは人と同じような動脈硬化症は起こしにくいのでしょう。

 

また、ワンちゃんの冠状動脈の構造にも人との違いがあります。

人の冠状動脈と比べてワンちゃんでは、より細かく、より複雑に枝分かれしているため、12本の血管が詰まって血流が滞るということが少ないと考えられます。

 

とはいえ、ワンちゃん・猫ちゃんでもそのほかの心臓病が原因で突然亡くなってしまうことは少なくありません。

シニアになれば定期的な検診が必要なのは、人でも犬猫でも同じなのでしょう。

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