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2021年2月21日 / トピックス ナマケモノが怠ける切実な理由とは

ナマケモノが怠ける切実な理由とはナマケモノは、ジャングルの木にぶら下がったままほとんど動かない、のんびりした動物です。その様子が何もせずに怠けているように見えるため、こんな名前がつきました。しかし、ナマケモノは何をするのも面倒なので怠けているわけではりません。ナマケモノが怠けるのには、実は生命の存続に関わる重大な事情があったのです。ナマケモノは木の葉や新芽を餌としていますが、餌を食べているところを見るのはとても難しいとされます。ナマケモノは、食事すら滅多にとらないのです。そのため、昔は空気を食べて暮らしているのだと思われていたくらいです。ナマケモノは基礎代謝が低く、消化能力も低いため、一度に沢山餌を食べられません。しかも、食べ物を消化するのに1か月もかかるのです。その消化速度の遅さから、満腹の状態でも餓死してしまうことがあるそうです。食事にもエネルギーが必要ですから、それを温存するために1日20時間眠っています。さらに、それだけ代謝が悪いと体温を一定に保つことができません。そのため、激しく動くと急激に体温が上昇し、その熱で死んでしまうと言います。外敵から逃げるために川に飛び込んで泳ぐのも、体温を一気に上げないようにするナマケモノの知恵なのでしょう。怠けていないと死んでしまうという、ナマケモノの生活はある意味、命懸けです。日々の生活に疲れて「ナマケモノになりたい」と思っている人は、少し考え直したほうがいいかもしれませんね。

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