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2021年2月24日 / トピックス 犬が最も反応しないのは赤ちゃんの泣き声 

犬が最も反応しないのは赤ちゃんの泣き声

 

母親が見えなくなると赤ちゃんが泣くのと同じく、あらゆる動物は生まれたばかりの頃に泣き声で親を呼びます。

この泣き声は特別なもので、母親など同じ種の感受性を刺激し、泣き声にすぐに反応してしまうようになっています。

この呼びかけは哺乳類すべてに共通するとされており、とくに犬は人間に近いところで進化してきたため、「大人の動物がほかの種の乳児の呼びかけには反応するのか」という研究に適しているとされています。

 

ハンガリーの研究チームは犬を対象として、ほかの種の呼びかけに反応するかという実験をおこないました。

実験に参加したのは120匹の犬です。人間の赤ちゃんや子猫と暮らした経験があるかどうかを確認された犬たちです。

 

まず小部屋に犬と飼い主が入ります。そしてスピーカーをつかって、人工音声、子猫の声、子犬の声、赤ちゃんの声を部屋に流します。

 

結果、大人の犬が最も速く反応したのは、人工音声と子犬の声でした。子猫の泣き声は中程度で、最も遅かったのは、赤ちゃんの泣き声です。

120匹の犬はオスとメスが半々でしたが、性別によるちがいは見られません。年齢によるちがいはあり、若い犬はずっと続く泣き声に、ストレスを感じるところも見られました。

泣き声の呼びかけ機能は「哺乳類共通」といわれているのに、反応のちがいが生まれるのはなぜなのでしょうか。

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