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2021年3月7日 / トピックス 「この言葉知ってますか?“血腹”」

「この言葉知ってますか?“血腹”」

 

動物病院のスタッフや獣医療従事者がよく使うワードとして、“血腹(けっぷく)”という言葉があります。

今回はこの血腹について、ご紹介したいと思います。

 

血腹とは、何らかの理由でお腹の中に血液が溜まった状態のことを指します。

ほとんどのケースで、お腹の中の臓器からの出血が見つかります。

そのため、血腹は“腹腔内出血”と呼ばれることがあります。

 

出血が見つかりやすい臓器としては、肝臓や脾臓、あるいは腎臓のどれかであることが多いとされます。

これらの臓器に共通するのは、普段から比較的血流が豊富であるということです。

血腹、すなわち腹腔内出血が生じやすい状況としては、高い位置から落下した場合や交通事故に遭った場合など、強くお腹を打ちつけたケースです。

あるいは、先ほど挙げたお腹の中の臓器に腫瘍(=がん)ができ、臓器自体がもろくなって出血しやすくなることも中高齢のワンちゃん・猫ちゃんに多いとされます。

 

血腹は、多くの場合、緊急手術や輸血が必要となり、発見が遅れると命に関わります。

ワンちゃん・猫ちゃんの歯肉などが白く見えたり、お腹が張っているように感じられる場合は要注意です。

早急に動物病院へ相談することをお勧めします。

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