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2021年3月30日 / トピックス 「犬猫のノミ駆除薬による河川汚染」

「犬猫のノミ駆除薬による河川汚染」

 

先日、イギリスにおいて犬猫に使用しているノミの駆除薬が河川を汚染している可能性があるとの研究結果が報告されました。

これから外は暖かくなり、フィラリアの予防とともにノミの駆除薬の使用が勧められる季節へ移り変わっていきます。

そのため、どのペット家庭でもこの先使用する可能性があるノミ駆除薬ですが、どんな使用が望ましいでしょうか。

 

そもそも、イギリスで調査されたノミ駆除薬とは、“フィプロニル”という化学薬品を主成分とした、ワンちゃん・猫ちゃんの地肌に垂らすことで効果を発揮するタイプ(スポットオン)のものです。

実際、日本国内でも多くの動物病院・ご家庭で使用されています。

 

研究結果の中で、河川から得られた水のサンプルにはこのフィプロニルが98.6%含まれていたそうです。

実はこの薬品、すでに農薬としての使用は禁止されています。

では、ワンちゃん・猫ちゃんの背中に垂らした薬品がどのようにして河川へ流れていくのでしょうか?

 

それはノミ駆除薬を滴下した後に行なったシャンプーが一因となっていると考察されています。

シャンプーとともに流れ出た生活排水が、河川に入り込むとそこで生息する昆虫類に影響します。

また、両生類や魚の体内にも取り込まれる恐れがあり、最終的には人間に帰ってくる可能性があるのです。

 

将来的には、このような背中に垂らす駆除薬の使用が禁止されるかも知れません。

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