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2021年8月25日 / トピックス 「実は“慢性膵炎”は珍しい病名?」

「実は“慢性膵炎”は珍しい病名?」

 

膵臓というと、食べ物や脂肪分を消化する酵素を分泌したり、血糖値を下げるインスリンを分泌する臓器です。

その膵臓に異変が起きた状態を膵炎(すいえん)と呼びます。

 

ワンちゃん・猫ちゃんだけでなく、人でも膵炎と診断されることはあり、多くの方が“急性膵炎”や“慢性膵炎”などの病名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は、このうち慢性膵炎は犬ではそこまで頻繁に遭遇する病名ではないとされます。

 

その理由としては、慢性膵炎によって何らかの症状が出ることは少なく、通常無症状です。

また、慢性膵炎の原因も、人ではアルコールが挙げられていますが、犬では原因不明とされています。

さらに問題なのが、血液検査ではっきりと慢性膵炎と言える結果が出ることは珍しいということです。

 

このような理由から、ワンちゃんに慢性膵炎という病名が下る機会は、人と比べても少ないと考えられます。

つまり、もし皆さんの愛犬が何らかの症状を伴って動物病院を受診し、慢性膵炎と診断された場合、他の病気が隠れている可能性があるということなのです。

 

もちろん、飲み薬やご飯の変更などで治ったら何も問題はないですよね。

ただ、症状が出たり治ったり続くのが“慢性”膵炎の特徴。

あまりにも長い期間、愛犬の調子が悪い場合には、別の病気が隠れていないか、改めて調べてもらうよう獣医さんに相談してみてもいいかもしれません。

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