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2021年9月3日 / トピックス スパイや兵器に使われる動物たち

スパイや兵器に使われる動物たち戦争によって無益な殺生をする生き物は、人間だけと言われます。しかし、人間同士の戦争であるにもかかわらず、その戦いの中に他の動物たちが巻き込まれ、理不尽な扱いを受けているという現状が存在しています。特に知能の高い動物たちや、特殊な行動を取ることができる動物たちが、生物兵器やスパイ要員として、軍事作戦に利用されるケースが、昔から少なからずあったようです。たとえば、イルカはとても知能が高く、訓練をすればある程度人間の指示通りに行動することができます。それを利用して、イルカに発信機や盗聴器を取り付けて海洋の軍事基地などに潜入させて敵の情報を得るスパイ活動を行わせるという作戦が計画、実行されたことがあるそうです。また、猫を使って要人の官邸などに忍び込ませ、内部の様子を盗撮、盗聴するという方法で、実際にアメリカのホワイトハウスやイギリスの首相邸宅に潜入を成功させたというケースも、少なからずあったようです。さらに戦時中には、コウモリの超音波を感知して空を飛ぶ習性を利用して、上空から爆弾を落とそうと計画した国もありました。しかし、コウモリは重いものが運べませんし、まっすぐ目的地に誘導できなかったため失敗に終わったと言われています。敵の意表をついて色々と作戦を考えた結果なのでしょうが、動物を兵器として使用する方法は昔からほとんど成功した例がありません。この先も成功、実行されないことを願うばかりです。動物たちを戦争の道具に使うのではなく、平和を維持するために活躍させる方法を考えることが、現代の人々の使命ではないでしょうか。

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