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2020年12月11日「ビニール袋を減らすための“鹿袋”」

「ビニール袋を減らすための“鹿袋”」   今年7月より、全国のコンビニエンスストアやスーパーのレジ袋が原則有料化されました。 レジ袋の削減について様々な目的があると言われますが、落ちているビニール袋を動物が食べ、お腹の中で詰まってしまうことも問題とされてきました。 ウミガメが海に浮かぶビニール袋を間違って食べてしまうことは有名ですが、動物園にいるラクダやキリンをはじめとする多くの動物も同様です。   奈良公園に生息する鹿も同じようにビニール袋を食べてしまい、胃の中で溶けることなく詰まってしまうことが問題視されていました。 そんな中、今年の5月に鹿が食べても害の少ない紙で作った“鹿袋”が開発されました。 奈良県内の企業3社が集まって開発したものだそうで、地域の鹿を大切に想う気持ちが形になったと言えます。   ビニール袋を誤って飲み込んでしまい、問題となるのは犬猫も一緒です。 ウミガメや鹿と比べると、犬猫が飲み込む機会は少ないかもしれません。 しかし、身体の大きな動物と比べると1枚の袋の一部を飲み込んでしまっただけでも問題となる可能性があり、犬猫にとっても他人事ではありません。 動物の口の届くところにゴミが存在しない社会を、みんなで作っていきたいものです。

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