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2021年04月12日昆虫は痛みを感じない怖いもの知らず?

昆虫は痛みを感じない怖いもの知らず?昔は、捕まえたカブトムシやクワガタを戦わせて勝敗を決める「虫相撲」が、こどもたちの一般的な遊びの一つでした。現代では屋外で虫を捕まえて遊ぶ子も少なくなってきましたのであまり見かけなくなりましたし、動物愛護の意識も高まっているため、虫同士を戦わせて互いに傷付けるのは虫が痛がるし可哀想、という考え方を持つ人もいます。しかし、虫が「痛い」と感じるという点に関しては、人間の取り越し苦労だったりします。実は、昆虫は痛みを感じる痛覚を持たないとされています。昆虫は無脊椎動物で、全身に温痛覚を感知するための神経がないので、仮に足や羽が取れても痛みに悶絶することなく動き続けるのだという説が、昔から有力です。そのため、昆虫は他の動物に比べて恐怖心が少ないとも言われています。だから、自分より大きな外敵にも平気で飛びかかって行ったり、体の一部を切り離して逃げたり攻撃したりすることができるのです。ただし、最近では昆虫も痛みを感じるメカニズムを持っているという研究結果も発表されています。近い将来には、今までの常識が覆っている可能性も否定できません。昆虫に痛い思いをさせるのは可哀想、という考えが常識となる時代も、その内やってくるかもしれませんね。

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