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2020年06月03日【SNSと動物虐待】

【SNSと動物虐待】動物虐待のニュースがたびたび流れるようになりました。ペットとして飼育されている犬や猫だけだと思われていますが、野生動物も虐待の被害にあっています。1993年にボウガンの矢が刺さったカモが公園で見つかったという報道が流れました。いわゆる「矢ガモ事件」です。この頃から加速的に虐待は増え、年々増加の傾向にあります。中には盲導犬を狙って刺したもの、野良猫がボウガンで射殺されたものなど、目を覆いたくなるような事件もあります。近年の虐待者の特徴の一つに、SNSへの投稿があります。虐待をする様子を動画サイトなどに投稿しているのです。これだけを見ると、SNSを悪く言う人もいるかもしれません。ですがそれは全くの逆です。動物虐待を行う人は犯罪者予備軍の可能性が高く、虐待の道具としてSNSを利用しただけというのが本当のところでしょう。実際に「人に対する暴力犯罪を起こす人は、その行動が動物虐待から始まる」という結果があります。またマサチューセッツ動物虐待防止協会も「動物虐待者は暴力犯罪を起こす確率が5倍高い」という研究結果を得ています。動物虐待は、犯罪の始まりであり、未来の大罪の予兆なのです。「虐待は可哀想だからやめるべき」「SNSがなければ犯罪は減るはず」このように感情論で簡単に考えてしまうと、目的を見失ってしまいます。動物虐待の防止は、世の中から犯罪をなくす大きな一歩になるのです。これを一人一人が社会の一員として自覚しておくべきですね。

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