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2020年09月14日「ステロイドが引き起こす猫ちゃんの病気とは?」

「ステロイドが引き起こす猫ちゃんの病気とは?」   普段、塗り薬や飲み薬などでステロイドを使用している方はご存知かも知れませんが、 ステロイドは速くよく効くため便利な反面、過剰に使ってしまうと恐ろしい副作用を引き起こすことがあります。   実は、猫ちゃんでもステロイドを長い間使用するとき、気をつけなければならない病気があります。 それは“糖尿病”です。   ステロイドは痒みを抑えたり痛みを抑える目的で、猫ちゃんにも処方されることがあります。 場合によっては1回の注射で数週間効果が持続するステロイドを打ってもらっているという猫ちゃんも少なくありません。   しかし、過剰なステロイドの使用は糖尿病を引き起こします。 正確には“医原性糖尿病”と呼ばれますが、医療行為によって引き起こされてしまった糖尿病ということです。   ステロイドは血糖値を上昇させる効果も持っており、長い間過剰に服用してしまうと体内のインスリンが正常に効かず血糖値を下げられなくなってしまうことがあります。 その結果、糖尿病となりインスリン注射による治療が必要となってしまうのです。   よく効くからといって猫ちゃんにステロイドを塗ったり飲ませたりするときは、症状が落ち着いているかどうかしっかりと見つつ獣医さんと相談しながら投薬しましょう。

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