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2021年10月31日ネコちゃんの顔の毛が突然抜けたら

ネコちゃんの顔の毛が突然抜けたら   ネコちゃんの顔周りの被毛に突然脱毛が見られたり、顔の皮膚が赤くなったりして驚く飼い主さんは少なくありません。 実はこの症状、猫カビという病気でネコちゃんに多い病気のひとつなのです。 猫カビは名前の通り、カビの胞子がネコちゃんの皮膚に付着し、繁殖してしまうことで起こります。 感染源は主に猫カビを発症しているネコちゃんとの接触が挙げられますが、困ったことにこの猫カビは人間にも感染してしまうのです。 そのためネコちゃん同士の接触はもちろん、飼い主さんが外から菌を自宅に持ち込んで愛猫に感染させてしまうケースもあります。   猫カビは発症すると顔周りの毛が抜けたり、皮膚に赤いブツブツが見られたりします。 治療は薬用シャンプーでまず付着した菌を洗い流し、症状や年齢に応じて抗真菌薬や塗り薬が処方されます。 一度猫カビに感染すると完治までに時間を要し、なかには数ヶ月かかることもあります。 再発防止のためには菌が付着したと思われるものの徹底消毒が必要です。 猫カビは菌が付着すれば全てのネコちゃんが発症すると思われがちですが、健康なネコちゃんが感染する心配は実はあまりありません。 シニアや免疫力が低下したネコちゃんが発症するケースが多いため、飼い主さんは菌を持ち込まないよう気をつけましょう。

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